認知症対応型共同生活介護 (グループホーム)

1.グループホームとは

グループホームようざん飯塚
グループホームようざん飯塚

 介護先進国のスウェーデンで1980年代から始まり、現在では北欧各国を通じて世界に広がっているグループホーム。日本では、平成9年に「認知症対応型共同生活援助事業」としてグループホームが国で定められ、平成12年4月に介護保険制度が導入されると、「認知症対応型共同生活介護」として居宅介護サービスの対象となりました。

グループホームは、認知症高齢者が少人数を単位とした共同住居の形態で生活し、一日中家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることにより、認知症状の進行を穏やかにします。少人数の中で「慣れ親しんだ関係」をつくり上げることによって、認知症の症状を軽減し、心身の状態を穏やかに保つことができます。また過去に体験したことがある役割を与えるなどして、潜在的な力に働きかけます。こうして、失われかけた能力を再び引き出し、「その人らしく」生活することが可能になります。認知症は、集団の中で、画一的にケアを受けていると、生活そのものがケアに支配され、自己が失われていくような不安を感じます。そうした不安を感じさせないように、認知症の方を生活の主体者としてとらえ、個々の生活を重視し、残された能力を最大限に活用できるような環境を提供します。認知症の方は、過去に体験した「想い」をその暮らしの中で展開できる、家庭に近い環境を必要とします。
認知症グループホームのケアは、認知症の方が混乱しないで普通の生活を送ることができるようにすることを何よりも優先します。認知症の方が「心身の痛みを緩和し」、「心を癒し」、「生活に満足できる」ように導きます。

グループホームようざんは、仲間同士でゆったりと、ごゆっくりと過ごしていただきます。


2.グループホームようざんの特徴

スプリンクラー

人命最優先の信条で、全館・全室にスプリンクラーを設置いたしました。(高崎市では初めて)

窓

居室の窓はすべて優雅な出窓にしました。ペアガラスで断熱、遮音性は抜群です。

お部屋

居室には、ご愛用の家具、家財など自由に持込みが出来ます。

ウッドデッキ

ウッドデッキを造りました。天気の良い日は、外でお茶を楽しめます。

畑

畑で農作業も出来ます。