社長あいさつ

代表取締役社長 高橋 大将

 

 少子高齢社会といわれてから随分と久しくなりますが、認知症の方を抱える家族の御苦労は並大抵ではなく、認知症介護専門の事業所がコンビニのように地域の中にたくさん出来なければ、家族が仕事に支障をきたし安心した家庭生活の維持が不可能になってしまいます。

認知症になっても住み慣れた家で暮らし続けたいという、本人の願望に少しでもお役に立つことが出来ればという思いから認知症に特化した事業所を平成1810月に開設いたしました。

 

 厚生労働省研究班の調査によりますと、認知症と診断された人が462万人になり、軽度認知障害と呼ばれる予備軍の人400万人を含めると合計で862万人にのぼり、65歳以上の高齢者の27%に達すると発表されました。なんと65歳以上の方の3.7人に一人が認知症状を発症しているという事になります。

認知症介護は、その方に寄り添って人間としての尊厳を大切にする個別ケアが重要です。

言い方を変えれば旅館やホテルのようにお客様一人ひとりの要望に全力でお応えして満足と感動を味わっていただく「おもてなし」のサービス業と同じです。

その精神を徹底するために経営理念として『主権在客』を掲げました。

すべての権利はお客様にある・・・・・

利用者様はどんなことを望んでいるのか、どうすれば満足していただけるのか・・・

 

 職員自らが頭を使って考えながら、「おもてなしの心」で個別ケアに徹する。

ようざんはこのことを全職員が誠実に実行できる認知症介護のプロ集団になりたいと強く念じております。

微力ながらまだまだ汗を流しますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。